水2リットルはコップ約10杯分。しっかり水を飲まないと痩せられない意外な理由とは

水は1日2リットル飲むといい

とはいうものの、2リットルってどれくらいなのか、イマイチ掴めませんよね。

ので、よく使ってるグラスに水を入れて一杯がだいたい何mlなのかを測ってみました。

測ってみた結果がこちら。

水は1g=1mlなので、上のだと一杯で190mlくらいですね。

写真だと微妙にサイズ感が伝わらないですが、上のは一般的なサイズより少しだけ大きめのグラスです。

そう考えると、コップ1杯というのはだいたい150〜250mlくらいなんだと思います。

なので、一日に2L飲む場合は、

コップ10杯程度

を目安にするといいですね。

目次 The importance of Water

▼「一日2Lの水を飲むべし」の2Lはなんで2L?

▼脳脊髄液と水〜これを読んだら水を飲まずにいられない〜

▼できるなら意識して水を飲むべきタイミング

「一日2Lの水を飲むべし」の2Lはなんで2L?

ごきげんよう、ユユです。

そもそも、なぜ2L、の水を飲めといわれてるんだろう?って思いませんか??その数字はどこから?みたいな。

その答えは、

人のカラダからは毎日約2.5Lの水が出て行くから

だそうです。水を家計簿っぽく扱うなら、支出の内訳はざっくりですが

汗で0.5L、呼吸から0.5L、尿便で1.5L

と合わせて2.5Lほどが、カラダから水が出ていっています。

ここで、2.5Lの水が体外に出て行っちゃうなら、2.5L飲まなきゃいけないんじゃないの?と思いますよね。

ですが、実は普通に飲む水以外からも、人は水分をゲットしているんです。

まず、

食事に含まれる水分が通常は約1Lあります。

(このように、食べ物は重要な水分源です。

なので、もしかするとお腹が空くのは「水分不足」で水を欲しているからかもしれません。あまり水を飲んでいない状態で空腹だなぁと感じたら、一度水を飲んでみるとおさまる可能性が高いです。

つまり、何か食べたいと思っても、実は身体は「水分としての食べ物」が欲しいだけで、実際には水を欲している場合もあるんですね。)

それから、

代謝水といってエネルギーを作るときの化学反応で生じる水も、0.3Lほどあって、そこからも水分が補給されます。

なので、人は水をまったく飲まなかったとしても、だいたい1.3Lくらいは新しい水分を確保できているんです。

先ほど、1日で体外に出ていってしまう水は2.5L程度だといったので、

2.5L – 1.3L = 1.2L

となり、あと追加で1.2Lくらい飲みさえすれば、カラダの外に出ていっちゃう水と、内側に蓄えられる新しい水の量を収支ゼロにできるわけですね。

つまり、特に運動をしたり、真夏でたくさん汗をかく時期だったりしないのであれば、1日2Lも飲まなくても、水分量としては足りるといえばまぁ足りる、といった計算になります。

そのため、今あまり水を飲む習慣がない人は、いきなり2L飲むぞ!といきごまなくとも、ひとまずは

1Lちょいくらい水を飲む

ことを目標にしてみるといいと思います。1Lちょいというと、だいたいコップ6杯くらいです。徐々に増やすイメージで習慣づけましょう。

タイミング的には、飲むなら朝起きてすぐ、朝、昼、夕方、晩、寝る前、と飲めばちょうど6杯。

ただの水分補給ではありますが、ちょっとグラスを変えてみたりするだけでも少しテンションあがるのでオススメです。ワイングラスにお水を入れて飲むのもちょっと楽しそうですよね。

それから、

水分補給といっても、カフェインやアルコールの利尿作用によってかえって体内からが出ていってしまうこともあります。なので、お酒やコーヒーだけでなく、お水もちゃんと飲みましょう。

ちゃんと水を飲まねば!と思える絶対に水を飲むべき理由はコレ

よく、人の身体の60〜65%は水分だから水は大事です、といった話を聞きますよね。

身体の半分以上、つまり自分の半分以上はあの水でできているというのは、改めて考えてみても奇妙な感覚です。脳に限っては80%が水分でできています。もうちょっとなんか詰まってそうなものですが。笑

なんだか、これだけでもなんとなく水の重要性は伝わってくるものではあるのですが、今回はそれをさらにアップデートして、

「水飲まなきゃやばくない…?」

と水を飲むことへのモチベを高めてもらえるような、水を飲むべき理由をご紹介します。

さっそくですが、

脳脊髄液って知ってますか?〜これを読んだら水を飲まずにいられない〜

もし知らなくても、脳脊髄液、という名前からも、脳にある液体なんだろうな〜とは予想つきますよね。

それはその通りで、脳脊髄液は脳の内腔、脳内の空間を満たす液体です。健康な人の場合、脳脊髄液は透明でサラサラとすばやく流れています。

脳脊髄液の役割ははっきりと明らかにはされてはいませんが、脳脊髄液にはブドウ糖、タンパク質、ナトリウムなどが含まれていて、

脳の水分を調節したり、

脳を衝撃や感染から守ったり、

脳の老廃物を出したり、

代謝でできた二酸化炭素や乳酸などを運んだり、

脳と脊髄に栄養やホルモンを届けたり、

と脳の働きに重要な、様々な役割があると考えられています。

そしてもちろん、

脳脊髄液も主に水をもとに毎日つくられており、成人の脳内にはおよそ130mLの脳脊髄液があるとされています。

そして1日では、500mLの脳脊髄液が新たに作られています。なので、1日に3-4回入れ替えられてる計算になりますね。

1日で0.5Lですよ!?(コップ約3杯分!)

身体のどの部分でも、基本的に水分は使われるのに、脳だけでも0.5Lって、結構多いと思いませんか??

もし少しでも水分が不足していたら、、

もしも水分が足りずに使い回しの水分で脳脊髄液がつくられていたら、、、

めちゃくちゃですよね?

なにしろ、

脳のはたらきが鈍ると、判断力も低下しますし、ホルモンバランスが乱れて食欲のコントロールにもつながり、ダイエットにもよくないです。

スリムで綺麗な人は間違いなくしっかりと水を飲んでいます

水を飲むことで身体も思考もムダなものが流れてかなりスッキリします。

そのため感情に振り回されない大人として、落ち着きがあって余裕を感じる、ゆったりとした生活を送ることができるようになるんです。

ストレスを感じても食べ過ぎに走らず、冷静に自分をコントロールするための

最も簡単な方法は、水を飲むことです。

大脳は思考や感情を司り、

ダイエットでも重要な、感情のコントロールや、ストレス処理という点でも大事ですし、

脳幹は 呼吸、睡眠、心拍などの生きる上で欠かせない基本機能をコントロールしており、こちらもダイエットで重要な代謝睡眠に重要な役割をもっています。

脳と水分の関係について、

「水分不足が脳のパフォーマンスの低下につながる」

といった調査結果もあるくらいです。

内容としては、

『イーストロンドン大学をはじめとした研究グループが、知的作業の前におよそ500mL水を飲んだ人は、飲まなかった人よりも14%も作業が速くなることを発見した』というもの。

このことからも、脳にとって水分はかなり重要なものだとわかりますね。そのため、しっかりと水分補給することで、脳のパフォーマンスをあげることができ、ダイエットの成功にもつながります。

誰でも水を飲むことが健康にいいとは知っていますが、実際水が不足したときにどれだけ身体に影響があるかを十分に理解している人は多くありません。

水の身体における働きを知っておくことは、水を飲む習慣を継続させるモチベーションにもなります。今この水を飲むことで、どんな効果があるのか、ということを頭で思い浮かべながら飲むと、強くメリットを意識できて習慣化がより簡単になります。

なので、水がもつ他のはたらきについてもざっと見ていきましょう。

デトックスになる

十分な水分をとることは、汗や尿などの排泄を促し、老廃物が流れやすくなります。血液の流れもよくなって、老廃物が運び出されやすくなります。

人は、体内に不要な物質があることによって、直接ストレスだ!と感じることはなくとも、知らないうちにかなりのストレスを受けることになります。肌荒れの要因となる有害物質の排出にも一役買ってくれるのです。

代謝を促進してくれる

代謝というのは、言い換えるなら「体のなかで起こる化学反応からエネルギーをつくりだすこと」ともいえます。

水は、

そういった代謝の化学反応の場としても(たとえるなら実験をする場所のようなイメージでしょうか、実験室)

それから

(その実験室に材料を運ぶような)

栄養やホルモンを配達する運搬役としても、

働いてくれているので、しっかり水をのむことで代謝がスムーズに行われやすくなるんですね。

便秘解消にもつながる

水を飲むこと、特に朝に水を飲むようにすると、胃腸が刺激されるため、便通が良くなる傾向にあります。あと、水を飲むことにより便が柔らかくなるので、体外に排出しやすくなって、便秘解消にもなりますね。

できるなら意識して水を飲むべきタイミング

ここまで水の必要量や、水を飲むことの重要性などをお伝えしてきましたが、

ここで最後に

もっとも水を飲むべきタイミング

についてみていきましょう。

できるだけ意識して水を飲むべきタイミングは朝起きてすぐです。

朝起きたときの私たちの身体は、寝ている夜中のあいだに皮膚や呼吸から水分を失って、補給もできないので水分不足に陥っている状態です。そのため、朝起きてすぐに水を飲むことは、一日の活動のパフォーマンスを高めるためにも、とても重要なんです。

なので今、あまり水をとる習慣がない人は、まずは朝起きてすぐの一杯からはじめてみてください。

あとは、なんだか身体がだるい、疲れたのかわからないけどなんだか集中できない、、と感じたときもまず水を飲みましょう。軽い水分不足になっている可能性があります。

それから、水はこまめに飲み、また飲み過ぎないことも重要です。

一度に1リットルも飲んでも、水中毒になる可能性もありますし、人が一定時間(一時間ほど)に吸収できる水分は200ml程度という話もあります。

また、

腎臓は体内の水分の調節をしているので飲み過ぎは腎臓を働かせすぎて負担をかけてしまう可能性もあることから、ほどほどに、ちょこちょこと飲むのがベストだと考えられます。

ということで、一気にたくさん飲むのではなく、1回コップ1杯程度(150〜250ミリリットル)の量の水を1日に6〜8回ほど飲み、最低でも、1日の必要量(約1.5リットル)くらいは水を確保するようにしましょう!

改めてお伝えしますが、

毎日しっかりと水を飲むことこそが、ダイエットに成功するための大きな秘訣です。

脳は約80%が水でできているんですよ……!

脳脊髄液なんて、一日に0.5L(コップ3杯分くらい)作り変えられているんですからね!!

お水を飲んでいなくて隠れ脱水症状のまま、

「自分をうまくコントロールできなくて…ストレスで食べ過ぎてしまうんです泣」

ってそりゃあ、

脳のはたらきが鈍っているんですから、そんなの当たり前です!仕方ない!!

なので水!食べ過ぎちゃう人も痩せたい気持ちが強すぎて焦りが消えない人も、まずはとにかく水を飲んでください!!

何かダイエット失敗につながる行動をしそうになったら。とにかく一杯の水を飲んで落ち着いてください。

食べまくりたい、イライラする、と感じたら。

「今の私、もしかしたら水が足りてないのかも?」

と一度考えてみてください。

仕事終わりのストレスでチョコやポテトチップスなどを食べ過ぎてしまう場合も、家に帰ったらまず水を飲んでみるといいと思います。

仕事によっては、何時間も水を取れずに隠れ脱水症状になってしまっている可能性があります。私も学生時代にスーパーのレジをしていたときは、5時間以上一滴も水を飲まないこともありました。

そのように脳も身体もまともに機能していない状態では、食べ過ぎてしまうのも無理はありません。

とにかく

水水水水水水です!水を飲みましょう!!

水、めっちゃ大事!!!!

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