肝臓のはたらきを高めると倍速で痩せていく(気がする体感的に)

肝臓くん、こんなにダイエットに大事なんて聞いてないよ・・・

ごきげんよう、ユユです。

今回は、生物学をより抽象度高く、統合的に学びなおしてやるぞ〜!!と

勝手に一人生物強化合宿をやっていたところ、

「肝臓って、ものすごくダイエットにおける重要臓器なのでは?」

と気づいてしまったことがきっかけで生まれた記事です。

とくに、

「1日でも早く理想体重になりたい!」

「とにかく速く痩せたい!!」

という願いをお持ちの方に

それはそれは、とても役に立つ内容になっていると、自負しております!(自信過剰)

ので、ぜひ最後まで読まれることで、

痩せる効率をぐーんと高めていってください。

liver liver liver!

もくじ

▼なぜ肝臓の機能を高めると痩せやすくなるのか?

▼そもそも肝臓って何?どんな働きをしてるの?

▼じゃあ、肝臓の働きはどうすれば高まる??

まず、ダイエットに興味があるそこのあなたに、

肝臓についてとても「興味深い」豆知識をひとつ

ご紹介します。

「基礎代謝」ってありますよね。

生命を維持するのに必要な最低限のエネルギー、

つまり「何もしなくても生きてるだけで勝手に消費されていくエネルギー」

のことですが、これの割合についての豆知識です。

なんとなくですが、

「筋トレをして基礎代謝を高めましょう」

といった話がよくされているのもあって、基礎代謝における「筋肉」

の割合が多いんじゃないかなぁ、と思いがちなことが多いと思うんです。

意外と、基礎代謝の内容を見る機会って少なくないですか?

というか部位別のデータあるんだ?部位別でわかるんだ?って

感じじゃないですか??笑

ではさっそく、

実際のところを見てみましょう↓

*****基礎代謝の内訳*****

  肝臓 → 27%
  脳    → 19%
  筋肉 → 18%
  腎臓 → 10%
  心臓 → 7%
  残り → 19%

FAO/WHO/UNU合同特別専門委員会報告1989より

**********************

どうでしょうか。

_人人人人人人人人人人人人人人_
> 圧倒的 肝臓の基礎代謝率 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

って感じではないでしょうか。

もし、

全身の筋肉をかき集めたとしても、

肝臓ひとつの基礎代謝量の方が多いんですね。

これだけでも、

もしあなたがダイエットに興味があるのなら、

ほんのちょっとでも、肝臓について

気になってきたりしませんか?

なぜ肝臓の機能を高めると痩せやすくなるのか

まずは、基礎代謝に占める肝臓の割合について

知っていただくことで、

肝臓が何やらダイエットにおいてわりと重要そうだ、

みたいなことはふんわり感じていただけたかと思います。

とはいえ、

肝臓とダイエット

の2つ、なかなか直感的には結びつかないのではないでしょうか。

なのでここからは、

なぜ、

「肝臓の機能を高めること=ダイエットを加速させること」

という方程式になるのか

について少し噛み砕いて解説していきます。

まず、

肝臓の機能を高める、という言葉。

機能を高める、というのはほぼイコールで

「今よりもたくさん働くことができるようにする」

ということを示しています。

要するに

肝機能を高めましょう~!というのは、

肝臓に今よりもたくさん働いてもらえるようにしましょう~!

と言っているのと同じことです。

そして、

肝臓くんが今よりもたくさん働けるようになることで、

肝臓君のこなせる作業の量、仕事の量が増えます。

この肝臓くんの「作業」「仕事」というのが「代謝」なんです。

正確にいうと、代謝は、肝臓くんの仕事のうちの1つです。

というのも、

肝臓くんは、身体の健康を保つため、

ブラック企業かな?というくらいにいろいろな仕事を振られているんです。

で、そのうちの重要な1つが、

食べ物から取り込んだ栄養素から

エネルギーを作る「代謝」という仕事なんです。

なので、

肝臓くんがたくさん働けるようになることで、

「代謝活動」という仕事を肝臓くんがどんどんこなせるように

してあげると、

俗にいう

「代謝が上がって、痩せやすくなる」

という状況を生み出すことができるんです。

つまり、

簡単に流れをまとめると、

***************************************

肝臓の機能を高める

肝臓が今よりもたくさん働けるようになる


代謝が上がって、より多くの脂肪や糖質がエネルギーとして使われていく↓
脂肪が燃えやすくなる+どんどん使われていくので脂肪として溜まりにくくもなる

「脂肪が減りやすく、増えにくい」という痩せやすい状況が整う

***************************************

といった感じです。

肝臓ってどんな働きをしてるの?

肝臓のイメージって、お酒のアルコールを分解してくれる

というのが一番強いですよね。

ですが、それ以上に肝臓の仕事はたくさんありますし、

ダイエットを効率よく進めたいなら知っておきたい働きが

いくつかあるんです。

ざっくりと大別すれば、3つにわけられるのですが、

とくに重要なのは最初の2つです。さっそく見ていきましょう。

① 物質の代謝

さっきも触れましたが、

肝臓くんのお仕事その①が「代謝」です。

軽く代謝について説明すると、

代謝というのは、

身体に取り込んだ栄養素を分解したり、再合成したり

することによって、エネルギーを生み出したり、

体内で利用しやすい形に変えることです。

いうなれば、まさに「生命の維持活動」が代謝というわけです。

ダイエット的にいえば「カロリー消費」「脂肪燃焼」ですね。

そして、

肝臓くんの機能が低下すると彼の働きぶりも低下します。

そうなってしまうと、

必要なエネルギーや物質が分解・合成されにくくなり、

うまくカロリー消費されなく、エネルギーが使われなくなってしまいます。

代謝の具体的な例を挙げると、

タンパク質なんかも、

一度アミノ酸に分解された後、肝臓くんの働きで

人体に必要なタンパク質へと組み立てられています。

また、

肝臓くんは脂肪酸の合成や分解も行っています。

脂肪酸から中性脂肪をつくり、肝細胞の中
にためて、エネルギーのもととして必要とされる分を
放出しています。

それから、

脂肪を運ぶための物質も、肝臓でつくられます。

この点でも肝臓くんは、脂肪の燃焼に一役買ってくれていますね。

ちなみに、

この”脂肪を運ぶための物質”というのは

リポたんぱく

というたんぱく質です。

なぜ脂肪を運ぶのに別の物質がいるんだ、

と思われるかもしれません。

それは、

脂肪は血液にものすごく溶けにくい

ので、脂肪を運べる血液に溶け込める形にする必要があるからです。

と、こんな感じで肝臓くんのやっている「代謝」という仕事は、

脂肪燃焼という点でみても大変重要になってます。

だから、

肝臓くんは痩せるための鍵なんです。

② 解毒作用

解毒、これも肝臓くんの大切な仕事です。

体内に入った有害な物質を分解したり、

異物を食べる細胞のはたらきで処理したりと、

とにかく、

身体にとって有害なものを無毒化する役割を担っています。

肝臓くんが処理するものとして、よくあるのが

アルコール、カフェインなどの薬物です。

それから、

食品添加物もそうですね。

あと、

タンパク質を分解すると出たりする

アンモニアの処理なんかも肝臓くんがやってくれています。

それから、のちほど触れますが、

この「解毒」という肝臓くんのお仕事は、

工夫次第で減らしてあげることもできます。

③ 胆汁の生成(今回はそれほど重要じゃないのでカット)

肝臓くんは、

脂肪の消化と吸収に関わる、胆汁をつくる働きもしています。

肝臓のはたらきを高める方法

肝臓を働きやすくするための方法として、

今回は

「肝臓の負担を減らす」

という方向性でのアプローチを紹介します。

この、

肝臓の負担を減らすということ、

= 肝臓くんの仕事を減らしてあげることは、

限られたエネルギーのなかで「代謝活動」のために振り分けられる分を

しっかりと確保できる、ということにつながります。

これを、

よりダイエットに特化させると、

痩せるという目的に対して無駄な仕事を減らしてあげて、余力が増えれば、肝臓くんはその分たくさん痩せるために働けるようになります。

ここでポイントとなるのは、

「肝臓くんの仕事のなかで、”痩せるという目的に対して無駄なもの”とはいったい何なのか?」

ということです。

私たちが痩せるために、

肝臓くんにしっかりやってほしいのは、

“代謝の仕事”

でエネルギーをたくさん生み出して、脂肪を燃やすことです。

逆に、もうひとつの大事な仕事である

“解毒の仕事”

は、直接的には脂肪燃焼に関係ないですね。

だから、

“解毒の仕事”に使われている肝臓くんの労力を”代謝の仕事”に使えるようにできたら、

私たちのやってほしい仕事を、しっかりと肝臓くんにやってもらえるようになるわけです。

これは、

実質的に肝臓の機能を高めることになります。

つまり!

肝臓の機能を高めるには、

→体内に入れる”解毒の仕事”が必要になる物質を減らす

という方法をとればいいんです。

具体的にいうなら、

「食品添加物を減らす」

「コーヒーやお酒を飲みすぎない」

ということです。

食品添加物などの、肝臓くんが働かなきゃいけない仕事を生み出すものを取りすぎてしまうと、

その分肝臓くんはそれらを処理するのに働かなくちゃいけなくて疲れてしまいます。

すると、「脂肪燃焼、痩せることにつながる代謝のお仕事」に回せる肝臓くんのエネルギーやキャパが減ってしまうわけです。

そのため、

コーヒーやお酒は絶対飲まないようにする!とか、食品添加物入っているものはまったく食べちゃいけない!というわけではなくて、

肝臓くんの「余力を増やすため」にあんまりそういったものを取らないようにすることで、肝臓くんに痩せるための仕事の方でもっともっと働いたもらうことができる、というわけです。

ちなみに、私には、コーヒー断ちは、無理です。

それでも最近は1日2杯には抑えるようにはしてます。

アルコールについても、

量を減らしたり、飲むなら体に優しいもの(糖質オフやカロリーカットのビールなどはあまりおすすめしません)を飲んだりします。

食品添加物については、

お菓子やインスタント麺なんかはダイエット中はあまり食べていません。加工肉や冷凍食品あたりも、添加物が多いものがけっこうあるので、ちょっとぷにってきたかな?と思ったら控えめにしています。

実は、

他にも肝機能を高める方法はあるのですが、体質によるものもあるので、

今回はこの「体内に入れる毒物を減らす」というアプローチをご紹介しました。

一応付け加えておくと、何度かやろうとしたことはあるのですが、完璧に取らないようにする無添加生活というのは、なかなか面倒くさいです。

なので、できるだけ減らそう、くらいに思っておくと気楽に続けられます。

そんな感じで、

いちはやく痩せたい!という方は添加物やカフェインなどぜひ減らしてみてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする