ごきげんよう、ユユです。
「ダンスで一番楽しいのは振り付け覚えたてのとき」
じゃないです??私はそうです。
あなたも、ダンスの振り入れ(=振り付けを覚えること)って
「大変だし、けっこう面倒くさいんだよなぁ」
って思ったことはありませんか?
一度振り付け覚えちゃえば楽だし楽しいんですけどね、ダンスって。
ダンスの振り付けなんて、できればささっと覚えてしまいたいものですよね?
パッとみてすぐ踊れちゃうのとか、かっこいいし憧れちゃいますよね?
振り付けを効率的に覚える方法、知りたいですよね?
なので今回は、ダンス歴なら軽く5年は越えている私が、普段からダンスをはやく覚えるために使っているコツを、まとめてお伝えしていこうと思います。
ダンスの振り付けを効率的に覚えるコツまとめ
1. 曲を1~2エイト(16拍、16カウント)くらいに、短く区切って覚えていく
2. スローver.や反転ver.の動画があれば、それを観る(撮った動画を反転させる)
3. カウントをきざみ、ポイントとなる振り付けをカウントと一緒に、セットで覚える
4. 上半身と下半身の振り付けをわけて覚える
5.【中級者向け】映像の中の人に憑依する感覚で覚える
1. 1~2エイト(16拍、16カウント)くらいに短く区切って覚えていく
よし、振り付けを覚えよう!
と意気込んで、曲全体を通しで踊っているのを何度も観ていても、右から左へ記憶が抜けていくのでなかなか覚えられません。
なので、はじめに覚えるときは「まずはサビの前半だけ」というように細かく分割して、同じところを何度も繰り返して体に覚えさせます。
こんな感じでダンスを覚えるときには、
「ちょっとずつ、少ない分量を確実に覚え、それを何度も積み上げていく」
というやり方が、わたしの経験からいって一番効率がよくてオススメです。
要するに、
1エイト(8拍分)くらいの短い尺で一度ざっくり覚えて、何度か繰り返すことで、まずその1エイトを完成させてから次に行く感じですね。
英単語の暗記とかも短い間に何回も周回すると覚えが早いですよね。それと同じ感じです。
脳内にその振り付けの回路を一度作りあげてしまえば勝ちです。細かく区切って、1つずつ身体に染み込ませましょう。
2. スローver.や反転ver.の動画があれば、それを観る(撮った動画を反転させる)
この方法は、やられている方が多いのではないでしょうか。
YouTubeにもスローverのダンス解説動画などが上がっていますし、検索してみつけたら利用すべし!です。
それから、まわりの上手い人の動画を撮らせてもらって、反転させるのもおすすめです。保存した動画の反転を簡単お手軽にできる便利なアプリがあるので、それを使ってみると5秒もかからず、すぐに反転動画にできます。
RFVという無料アプリが一番使用感がいいです。アップロードする必要もなく、すぐに左右反転できます。
RFV→https://apps.apple.com/jp/app/rfv/id1038299582
残念ながら、今のところはiPhone・iPadバージョンしかないようですね。
いちいち反転させるのが面倒であれば、シンプルに上手い人に鏡の前で踊ってもらって、鏡に映ったものをメインで撮るのもいいでしょう。
3. カウントをきざみ、ポイントとなる振り付けをカウントと一緒に、セットで覚える
このコツのポイントは「メリハリ」です。
「7でこのポーズ!」という感じで、カウントと、他のより印象的な振り付けを対応させて覚えると、記憶にメリハリがついて覚えやすくなります。
わたしは振り付けを覚えるときに、カウントが「1、2,3,4,5,6,7,8」とあったら、1エイト(8泊)のなかの最初の、
1のときの振り付け
を優先的に意識して覚えています。(繋げて踊るときに次はコレ!とでてきやすいので)
とにかく、メリハリをつけてざっくり覚え、後からその間の振り付けを埋めていくような感じで覚えると、覚えるスピードもあがるし、振り付けの順番も入ってきやすいしで一石二鳥です。
あと他にこの方法がいいところは、細かい振り付けが多く難しめの振り付けでも、ポーズごとに「このポーズは7のカウントでとる」「手は3のタイミングで上げる」というように認識することで、正確に振り付けを覚えられるメリットがあるところですね。
難易度たかめの場合は裏拍までとって、ひとつひとつの振り付けを細かく合わせていったりもします。
もちろん、カウントではなくて、曲、というか音にハメて覚えるのもすごくいいと思います。
4. 上半身と下半身の振り付けを分割して覚える
最初に↑の1で説明したように、とにかく長ーい振り付けや難しい振り付けは
細かく細分化して覚えるのがコツ
だというのは理解していただけたと思います。
ですが、細分化の方法には、1つめに紹介した(時間の)長さで分割するほかに、
上半身の振付(主に腕の動かし方や体の角度・向き)と下半身の振付(ステップや脚の開閉)という分け方
もできます。
まずは手の振り付けを覚えて、そのあとに脚の動きを覚えて、という感じですね。どちらが先、というのは特になくて、覚えやすい方からで大丈夫です。
しかし、あとから上半身の振り付けと下半身、というか脚の振り付けは合わせて踊る必要があるので、このときに↑の3で説明したようにポイントとなるカウントを覚えておくことが重要です。
もしくは、上半身か下半身の振り付けを先に覚えたら、あとから残った方を付け足す感じで、先に覚えた方の振り付けと同時に合わせながら覚えていくのもいいですね。
私がやるならこっちのやり方で覚えます。上半身と下半身で、振り付けが複雑な方を先にしっかり覚えておいて、後からざっくり残りの方のダンスを付け足していきます。
5.【中級者向け】映像の中の人に憑依する感覚で覚える
そこそこ長らくダンスをやって、そこそこの数のダンスを覚えてきていると、いつの頃からか、動画を観たらわりとすぐに振り付けが頭のなかに入ってくるようになりました。
そこで、前と何が感覚として変わったのかな~?と考えてみたところ、
「ダンス動画をみたときに、その動画の中で自分も踊っているような感覚がうまれている」
ことに気づきました。おそらくこれまで踊ってきた経験から、数度見ただけで「この振り付けは体をどう動かしているのか」みたいなことがわかるようになったからではないかと思います。
映像を何度かみてその中で踊ってるのをイメージできればすぐ覚えられるようになる、というか、
動画が反転していなくても、踊っている人のどこが左脚で左腕で右腕で右脚か、ということを確認して認識できたら、
自分もその中で、その観ていた動画内のダンサーの人に憑依して踊っている、というような感覚が生まれるんですよね。
これをやると、振り付けはかなり早く覚えられます。本当に、前に比べて段違いに、かなりはやくダンスが覚えられるようになったんですよね。
なので、そこそこダンスをやってきている方はぜひ、動画で踊っているひとと自分の身体とをイメージでリンクさせて、踊ってみてください!多分できると思います!!
さいごに 認知の優位の違いにも注目すべし
さて、ここまでダンスの振り付けを効率的に覚える方法についてずらーっと書いてきました。
こういった方法は、頭の使い方が
イメージで取り込む視覚よりなのか、
音に合わせた方が覚えやすい聴覚よりなのか、
振り付けを言葉に直して覚える言語よりなのか、
カウントのように数字に合わせる方が覚えやすいのか、
みたいな感じで人によってあうあわないがあると思いますので、いくつか試して、自分なりに工夫してみてくださいね!
あなた様が大変な振り入れはちゃちゃっと終わらせて楽しく踊れますように!素敵なダンスライフを送りましょう~